木造毘沙門天立像
大島(浦底) 清雲寺
国・昭和16年11月16日
「時代」鎌倉時代
「像高」100.9センチメートル
「材質等」寄木造 彩色 玉眼
毘沙門天は両脇侍として吉祥天と善膩師童子を加え、三尊一具として安置されます。現存で三尊一具で指定を受けているのは京都の鞍馬寺(国宝)、高知の雪渓寺(重文)と当寺のみです。本像は、細見に造られ派手な意匠で、両手の衣端、裳は風にひるがえり、目鼻だちは強く引き締まり、忿怒の様相がうかがえます。
細部にいたるまで写実的で入念な立像です。
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