長楽寺（木造阿弥陀如来坐像）

歴史・文化

定朝様式にならった阿弥陀如来坐像

所在地	福井県大飯郡おおい町大島（日角浜）　長楽寺
電話番号	0770-77-2820（おおい町郷土史料館）
拝観時間	お問い合わせ下さい。
交通アクセス	JR若狭本郷駅から大島行き福鉄バス「日角浜」下車徒歩5分北陸自動車道敦賀ICから車で90分舞鶴若狭自動車道大飯高浜ICから車で30分

指定区分・年月

国・昭和3年8月17日

「時代」平安時代後期
「像高」215.7㎝
「材質等」寄木造漆箔彫眼

定朝様式にならった阿弥陀如来坐像です。宇治平等院鳳凰堂の本尊阿弥陀如来坐像（国宝）に最も近いと言われ、唇にはかすかな微笑みさえ浮かべ、親しみ深い。顔は丸く円満具足の相をもち、定印の繊細な指先、胴を締め、跌坐する両足の膝は広く低く安定感を示し、衣文線も流麗で浅く平行に流れる和様を示しています。