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風水害の注意点

■台風
日本列島には毎年多数の台風が接近または上陸し、強風と大雨によりたびたび大きな被害にあっています。
台風情報に注意して被害が出ないように備えましょう。
台風の大きさは「風速15m/s以上の半径」、強さは「最大風速」で表されています。

風速10m/s かさがさせない
風速15m/s 看板やトタン板が飛びはじめる
風速20m/s 小枝が折れる
風速25m/s 瓦が飛び、アンテナが倒れる
風速30m/s 雨戸がはずれ、家が倒れることもある

■集中豪雨
集中豪雨は、短時間のうちに狭い地域に集中して降る豪雨のことで、梅雨の終わり頃によく起こります。狭い地域に限られ突発的に降るため、その予測は困難です。
中小河川の氾濫や土砂崩れ、がけ崩れなどによる大きな被害が予想されます。がけ付近や造成地、扇状地などは気象情報に十分注意し万全の対策をとるようにしましょう。
1時間の雨量 雨の降り方
8~15ミリ  雨の降る音が聞こえる
15~20ミリ  地面一面水たまり、雨音で話し声がよく聞こえない
20~30ミリ  どしゃ降り。側溝がたちまちあふれる。大雨注意報。
30~50ミリ  バケツをひっくり返したよう。大雨警報。場合により、避難の準備を始める。
50ミリ以上  滝のように降る。土石流が起こりやすい。

■災害土砂
わが国には
1.約2万か所の地滑り、
2.約8万か所の斜面崩壊、
3.約7万か所の土石流の危険地帯があります。
これらの地域は台風や集中豪雨・地震などによって大きな被害を被ることが考えられます。地域ぐるみで十分な注意をしましょう。

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