観光
小浜藩台場跡 松ヶ瀬台場跡 鋸崎台場跡
更新日平成19年4月1日日曜日
コンテンツID010604
若狭湾沿岸を防御するため、小浜湾口の当地に築いた
所在地
松ヶ瀬台場跡(大島赤栗)・鋸崎台場跡(大島東浦)
指定区分・年月
国・平成13年1月29日(平成16年9月30日 追加指定)
概要
「時代」江戸時代
18世紀後半から日本近海に異国船がしばしば現れるようになり、江戸幕府 の命を受けた小浜藩が京都の北方に位置する若狭湾沿岸を防御するため、小浜湾口の当地に築いたのが松ヶ瀬台場・鋸崎台場です。 築造の経緯は明らかではありませんが、嘉永7年(1854)の酒井家の史料に は当台場の記録が残っています。
松ヶ瀬台場跡は、和一文字形を成す1号台場と半円形の西洋式を成す2号台場 から構成されています。2号台場は5基の砲座、火薬庫として使用されていた と思われる焼紅弾室跡があり、中央の1基は半円形を成し回転式の大砲が設 置されていました。 鋸崎台場跡は、コの字形に並ぶ土塁と土塁に挟まれた5基の砲眼が構築され ている1番台場を中心に、正方形の単独砲座台場2基(無番台場・3番台場)、 焼紅弾室から成る和洋式台場跡です。
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