まちづくり研修会が開催されました

　6月26日土曜日、「本郷地区のこれからを考える会」主催による、本郷区内の街歩きイベント「ブラほんごう」、また、「どうする！？町内会！～少子高齢化社会における町内会のあり方を考える～」と題した講演会が開催されました。

　講演会では、仁愛女子短期大学の内山教授による、若狭地域の限界集落の現状のほか、今後求められる自治会機能や自治会合併も含めた再生の方策など、事例を交えながらお話しいただきました。

　本郷地区に限らず、町内では少子高齢化の影響により、自治会運営に支障が出ていたり、空き家が増加するなどの問題が表面化してきております。

　町が元気になるには、地域コミュニティーの活性化が欠かせません。また、近年多発する大規模災害では、行政の対応には限界があることから、自助、共助によるさまざまな取り組みが重要であり、さらには、高齢化が進む中で住み慣れた地域で生活し続けるためには、相互扶助の精神が求められています。

　今回の講演会を機に、それぞれ地域の10年後、20年後、さらにその先を見据え、今から行動していくことが必要です。

　本郷地区では、行政区の機能維持に向けて、区の再編や地域活性化の議論がされておりますが、こういった取り組みが町内に広がり、自治会の在り方について、それぞれの地域で考えていただくことが、正に、私が進める「みんなが主役の町づくり」につながっていくものと確信しております。