令和になって初めての総合防災訓練を実施しました。
更新日令和元年6月10日月曜日
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6月9日(日)令和元年度おおい町総合防災訓練を実施いたしました。
今年は少し肌寒い天候の中、あっとほ~むいきいき館を会場に、おおい消防団、おおい町赤十字奉仕団、おおい町社会福祉協議会、役場職員、消防職員に加え、地元の自主防災会からは76名の方々に参加いただき、総勢250名の訓練となりました。ご協力いただきました地元自主防災会の皆様はじめ、すべての参加者に感謝申し上げます。
訓練は、豪雨に伴う洪水や土砂災害を想定して、防災行政無線や告知放送による情報伝達訓練や住民避難訓練、福祉車両を利用した要支援者の搬送訓練、おおい町赤十字奉仕団による炊き出し訓練や負傷者の救護訓練、おおい消防団による水防訓練、避難所の開設訓練のほか、小浜土木事務所から土砂災害に関する説明会を実施いたしました。
皆さんも記憶に新しいことと思いますが、昨年7月の西日本豪雨災害では、死者行方不明者が200名を超える平成最大の土砂災害となりました。これを受けて、国の中央防災会議では、地球温暖化に伴う気象状況の激化に伴う激甚災害への行政主導のハード対策・ソフト対策の限界に言及し、地域住民皆様に「自らの命は自ら守る」意識と、行政は「適切な避難行動をとれるよう全力で支援する」との基本姿勢を公表しました。また、住民避難が進まなかった教訓から、避難勧告等のガイドラインも「5段階の警戒レベル」に改訂されました。
かつて「忘れたころにやってくる」と言われた災害ですが、もはや「忘れる前に必ずやってくる」のが最近の災害です。
町も不断の努力を継続してまいりますが、町民皆様も、自主防災活動や自助、共助によって「自らの命を守る」意識と行動を高めていただきたいと痛切に感じたおおい町総合防災訓練となりました。
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